1. HOME
  2. ブログ
  3. 中学受験と英語教育(2)

中学受験と英語教育(2)

★中学受験のメリット

昨日掲載したネット調査について、「どちらとも言えない」と答えた人は「よく分からない」と言うニュアンスよりは「どちらとも必要だから、ひとつには決められない」、または両者は性格の違う教育分野だけに「そもそもこれらを比較することがナンセンスである」と考えるケースが多数かと思われます。
しかし、両者の比較において、ひとつハッキリと言えることは「中学受験は長い人生の中においては瞬間的に頑張れば、その効果は継続しますが、英語教育(特に英会話)は瞬間的に頑張るだけでは、その効果は継続しない」ということです。この場合の「瞬間的」という表現は2年程度と解釈していただきたいと思います。そもそも受験の効果については、いろいろな角度での評価がありますが、少なくとも一般公立中学で学ぶことよりも遥かに私立中学は優れていると言えるでしょう。英語教育についても、多くの私立中学ではアクティブ・ラーニングの手法を取り入れていますし、外国人講師も積極的に採用しています。
中高一貫校に進学し、その後、どこの大学に行き、人生をどう過ごしていくかは人それぞれですが、私立校であれば、中学生から多岐にわたる履修科目や海外研修など様々な人生経験を積むチャンスがあり、これは少なからず人生に何らかの影響を与えてくれます。もちろん、それに応じた両者の学費は比べるべくもありませんが、経済的にも環境的にも中学受験が可能なご家庭なら、トライしてみる価値は十分にあると思います。

★英語は中学からでも間に合う

それに対し、英語教育は例えば幼児期にちょっとやらせてみる、くらいでは正直言って何の役にも立ちません。幼児は覚えるのも早いですが、忘れるのも早いのです。継続性が何より求められますし、かと言ってそれを無理強いすることにより、幼い頃に英語嫌いになってしまったら、取り返すことはとても難しくなります。英語能力はいまの子供たちにとって必要になるであろうことに違いはありません。英語は仕事で使わなくても、いざ必要となったときに理解、対応できるかです。それがその人のグローバリゼーションの物差しでもあり、世界からみた日本人全体の尺度となることでしょう。今の新宿、渋谷を歩いてみればよくお分かりかと思います。あちこちで飛び交う英語(と同時に中国・韓国語)に今の若者は全く動じていない、つまり喋れなくても馴染んでしまう感性を持ち合わせているのですから、言葉が通じるようになれば海外との交流も、もっと盛んになるに違いありません。
中学から本格的に英語を学んだとしても、高いレベルで継続してさえいれば、必ず使えるようになります。ネイティブレベルの発音能力はあまり期待できないかも知れませんが、通じる英語は必ず身に付きます。ですので、前回のコメントで紹介した「これの片方をやらせる親だったら、どっちもやらせるでしょう」というのは結構、的を得ているかも知れませんね(笑)。

関連キーワード  英語教育 中学受験 アクティブ・ラーニング 中高一貫校

関連記事