1. HOME
  2. ブログ
  3. 「ユニボ」が算数の先生!?

「ユニボ」が算数の先生!?

今年で10回目となる「教育ITソリューションEXPO」は例年、東京ビッグサイトで開催されるが今年は同施設の青海展示棟というお隣駅の展示会場で6/19~21に行われた。こちらのほうが駅から近くていい感じである。ビッグサイト本館は国際展示場駅から意外と歩くし、施設内がやたらと広く、蒸し暑い時期は正直参ってしまう。昨年から「学校施設・サービスEXPO」が併設されており、教室・校舎設備やスクール用品、生徒向けサービスなど展示しているが、メインの教育ICT関連展示品のほうが圧倒的に規模が大きい。学校業務支援システムや情報セキュリティシステム、タブレットや電子黒板などのICT機器類の展示が大勢を占めている中、近年では教育コンテンツのコーナーが充実してきていて、新規コンテンツが続々ラインナップしてきているし、同じ会社の同じ商品なども年々進化している様子がよく伺える。
教育コンテンツの中身はデジタル教科書、eラーニングコンテンツ、学術情報DB、プログラミング・STEM教材、AI教材などだ。長年、お付き合いのあるロボット開発に心血を注いでいる社長さんが今年、初出展をすることもあって早速行ってみた。ここの社長さん、これまで様々な既存ロボット(peperくん等)と教育コンテンツを組み合わせて、おもしろいものを作ってきたのだが、今回の展示会では「ユニボ」を使った「AI家庭教師ロボット」のベータ版をお披露目することになった。

今回は二つのパターンでデモが行われ、ひとつが「ユニボ先生と遊ぶ上毛かるた」。ユニボの前にかるたを並べ、参加者登録を行ったらユニボ先生が札を読み上げる。該当の絵札を取ったら裏についているQRコードを先生に読み込ませ、合ってたら自分のQRコードを読ませて、プレーヤーと取った絵札を一致、認識させる。これを繰り返しながらゲームが終了すると、先生が集計して順位を発表するという仕組みだ。学習コンテンツではないが、来年から始まる小学校のプログラミング学習の参考教材であったり、学童保育の現場で活躍しそうである。顔認証機能が付加されたら、コミュニケーション機能と相まって子供たちの関心は更に増すことであろう。
ふたつめが基本的な算数学習プログラム。今回は割り算のパターンだったが、小1から小6までほぼ全ての算数コンテンツは開発が終了しているそうだ。ユニボ先生が出した質問をペーパーを見ながら答えを出し、できたら「できたよ」と声掛けをする。できるまでの時間をAIが認識し、苦手かどうかを判断しながら、正解・不正解によって次に出す問題が変わり、最終的に生徒の得意・不得意を把握した上で、生徒にとって適正な問題を出題しながら、苦手克服を図るというものだ。
展示会場内の雑音で正しく音声を認識できなかったり、ネットワークの状態がやや困難であったりして、大変な部分もあったが、概ね来場客からは高い関心を得られたようだ。いまは塾の講師や学校の先生の補助役として世に出そうと準備しているが、そのうち先生たちの存在に置き替わる時がそう遠くない未来であるのは、来場者も感じているに違いない。

関連キーワード:東京ビックサイト 教育ICT プログラミング ユニボ AI 家庭教師 ロボット

関連記事