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2020年度からスタートする学習指導要領の変更点とは?

小学生の放課後の過ごし方に新しい提案をしているウィルビー学童スクールでは、常に学校現場の変化に対応し、お子さまに最適な学習を考えたカリキュラムを提供しています。
今回は、そんなウィルビー学童スクールでも関心を持っている2020年度からスタートする指導要領の従来との変更点について詳しくご紹介します。

★学習指導要領の概要

学習指導要領というのは、文部科学省が全国の学校に対して定めているカリキュラムの基準になるもので、時代や社会の変化に伴って約10年に一度改訂されています。
この学習指導要領を基にして、教科書や時間割が作られます。

今回の改定では、従来から大切にされてきた「生きる力」をさらに高めることを「教育の目的とする」と明確にし、何を学ぶかだけではなく、どのように学ぶのか、何が出来るようになるのかを重視しています。
ここには、社会の変化に対応しながら、学校で学んだことを活かして自分の希望する道を切り開き、自らの力で幸せを実現できるような力を学校で養うという新しい学びを目指し「学びの、その先へ」という思いが込められています。

また、今回の改訂では、学校教育を学校という限られた、閉ざされた空間ではなく、家庭や地域など社会に開かれたものにすることも理念として掲げられています。

■スタート時期
今回の学習指導要領は、2018年度からすでに移行措置期間となっていて、2020年4月から完全に実施されます。

■改定する必要性
これからの人生を左右する学校での学びは、社会の変化と切り離すことが出来ません。
ですから、学校での教師のカリキュラムになる学習指導要領も、社会の変化に合わせたものにする必要があるのです。
特に、グローバル化や情報化など社会の変化のスピードが早い現代においては、これから子どもたちが生きていく社会の変化に対応した教育が不可欠です。
今回の改訂では、こうした社会変化を第一に考え、今後の社会で子どもたちが将来生きていくために大切な資質や能力を身に付けるためのカリキュラムとなっています。

■3本の柱
今回の学習指導要領の改訂では、「何ができるようになるか」について、これからの新しい時代に生きていくために必要になる資質と能力を育み、学習評価を充実させるための3本の柱があります。

まず、実際に生きて働くために必要な「知識・技能の習得」です。
各教科で学ぶ知識はもちろん、身体的な技能や芸術的な表現なども含まれていて、個々の知識にとどまらず、学んだ知識を関連付けたり組み合わせたりすることによって、社会のいろいろな場面で活用することが出来る知識や技能を習得します。

そして変化の激しい今後の社会において、自分が知っていることやできることをどのように活用するかを考える「思考力・判断力・表現力等の育成」を目指します。
さらに、学んだ上の2つの資質や能力を自分の人生や社会に生かすための「学びに向かう力、人間性等を涵養(かんよう)」します。
涵養とは無理をせず自然に身に付けることを指しており、社会や世界と関わってより良い人生を送るために必要な資質を学校教育の中でじっくりと培っていくことを表しています。

★何を学ぶか?

今回の学習指導要領の改訂によって最も大きく変化する小学校教育の内容は3つあります。
この点が一番重要ですから、詳しく見ていきましょう。

■英語の教科化
2008年から小学校5・6年生に外国語活動として取り入れられていた英語が、今回の改訂で大きく変化します。
従来、5・6年生が対象だった英語に慣れ親しむことを目的とした外国語活動は、小学校3・4年生が対象となります。
これにより、小学校3・4年生には、授業として「聞く」「話す」といった英語でのコミュニケーションを中心とした授業が行われることになります。
また、今まで外国語活動として英語を学んできた小学校5・6年生では正式に英語が教科となります。
外国語活動と教科としての英語の授業との違いは、授業数と評価です。
授業数は、外国語活動だった時に比べて倍の年間70時間になり、国語や算数といった教科と同じように成績が示されることになります。

また、英語に親しむことが中心だった授業内容も、「聞く」「話す」に加えて大文字や小文字の書き方、語順の違いや文構造といったより本格的な英語教育へと変わります。

■道徳の教科化
2015年から特別教科となっていた道徳も、今回の改訂によって国語や算数と同じ1つの「教科」として扱われることになります。
道徳が特別教科から正式な教科になった背景には、社会問題になっているいじめや自殺があります。
ただ、正式な教科になったとはいっても、正解のない道徳という内容の性質上、数値としての評価は行われない方針になっています。

■プログラミング教育の導入
従来との最も大きな授業内容の変化は、プログラミング授業が導入されることです。
技術革新の急速な進展によって、私たちの生活にコンピュータは欠かせないものとなりました。
今後、進化したAIにより、さらに急速に社会は変化していくことが確定的になっています。
このような社会に対応した能力を身に付け、子どもたちの可能性を広げるために、小学校の授業にプログラミングが取り入れられることになりました。

これは、プログラミングを体験してプログラミング的な思考を育てることだけではなく、文字や図形の入力、インターネットの閲覧など実用的なものから、情報を発信することによる他人や社会への影響など、情報モラルに対する教育など多岐にわたります。
さらに、算数や理科、総合的な学習の時間でもプログラミングを行うことが想定されています。

つまり、今の私たちの生活と同じように小学校の学習の中でもコンピュータを操作することが不可欠になるのです。

★どのように学ぶか?

新しい学習指導要領では、学び方に関しても大きな指針を打ち出しています。
それは、主体的に対話の中から深い学びを得ることに主眼を置いた「アクティブラーニング」を学習過程に盛り込んだ点です。

従来のような、知識を詰め込むだけの学習では、実際に活かせる知識にはなりません。
ですから今回の改訂で、新しい時代に求められている能力や資質を身に付けるために、授業を改善することを明確に提示しています。

こうした新しい学習指導要領で求められているのは、単なる知識に対する学習ではなく、主体的に考え、そして追求していく力です。
それは、今までのようなドリル的な学習で身に付くものではありません。
そして、公式に頼らずに状況に応じて思考する力は、心も脳も柔軟な幼少期でなければなかなか身に付けることができません。
また、今後はコンピュータに対する知識や操作なども幼少期から身に付けておく必要がでてきます。

そして、今回の学習指導要領の改訂は小学校だけでなく中学校、高等学校でも実施され、将来の受験に向けても必要とされる能力が大きく変化していきます。
学習指導要領が改訂される今だからこそ、今後の学習に向けての準備が必要なのです。

ウィルビー学童スクールでは、自ら考える力を引き出すためのカリキュラムや新しく導入されるプログラミング授業を見据えたロボットプログラミング教材などを豊富に取り揃えています。
学習内容が大きく変わる今だからこそ、お子さまの将来のためにウィルビー学童スクールの画期的なカリキュラムをぜひご検討ください。

東京都世田谷区で学童保育をお探しの方は、メール・お電話のどちらでも構いませんので、当スクールにお問い合わせください。
また、無料体験も随時実施しておりますので、講師一同お待ちしております。

※ウィルビー学童スクールは、「学習塾+学童保育」の新しいコンセプトの学童保育です!

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