1. HOME
  2. ブログ
  3. 新指導要領で小学生の外国語(英語)の取り組みはココが変わる!~3・4年生編~

新指導要領で小学生の外国語(英語)の取り組みはココが変わる!~3・4年生編~

教育内容の変化が大きい近年は、幼いうちから今後を見据えた学習が求められています。
特に2020年3月から完全移行される新しい学習指導要領において、小学生の英語学習が大きく変化します。
この変化に対応した学習を行うためには、まずはどのように変わるのかを正確に把握する必要があります。

今回は、小学校3・4年生の英語教育について詳しくご紹介していきます。

★英語教育改革の趣旨

グローバル化が進む現代社会において、英語でコミュニケーションを図れる人材を育成することが不可欠になっています。
しかし、日本人が学校教育のなかで中学・高校の6年間英語を学んでいるにも関わらず、実際に英語でコミュニケーションができる人材が少ないと言われているのが現状です。
こうした現状を改善するため、2020年3月に完全移行される学習指導要領では、小学校だけでなく、中学校、高等学校においても英語教育を強化することを目的とした改訂が行われます。
そして、今まで大学入試などで必要とされていた「聞く」「読む」に「話す」「書く」を加えた英語の4技能を積極的に使えることを最終的な学習目標とし、大学入試でもこの4技能についての評価が加わることとなりました。

つまり、今までのような机上で単語や文法を覚えることで点数がとれる英語ではなくなり、大学受験においても実際のコミュニケーションの場で使える英語力が問われるようになるのです。

★小学校3・4年生の外国語活動の目的

今回の改訂で小学校3・4年生の学習の中に、「外国語活動」が盛り込まれました。
「外国語活動」とは、主に英語を聞いたり自分も英語を話したりする体験を通して、英語に親しみながら英語でコミュニケーションを行うための基礎を作っていく活動のことで、今までは小学校5・6年生の学習に盛り込まれていたものです。
これまでも小学校3・4年生のうちから「総合的な学習」などで英語活動を実施していた学校もありましたが、今回の改訂によって、週1コマ、年間35コマの外国語活動が必修となります。

また、「外国語活動」という名称になっていることからもわかるように、小学校3・4年生で学習する内容は「英語」という科目ではありません。
外国語活動では、クイズやゲーム、歌といった楽しめる内容で英語と触れ合うことで異なる言語や文化に対する理解を深め、外国語でのコミュニケーションを図る素地になる資質や能力を育むことを目標としています。

■授業内容
学習指導要領では、小学校3・4年生の外国語活動で「聞くこと」「話すこと(やりとり)」「話すこと(発表)」の3つが示されています。
また、この段階から活字体で書かれた文字も導入されます。
この時期が今後の英語教育の土台になる最も重要なポイントになりますから、まずは先生やALTの話す英語を聞いたり、音声教材を聞いたりして英語の発音に十分に触れることが求められます。
そして、聞き取った英語の内容をイラストや写真などと結びつける活動などが行われます。
こうして英語の音声や表現に十分に触れ、話すことへの準備をしたうえで実際に簡単な単語や短文を話す段階へ移行していきます。

このように、科目としての英語とは違う外国語活動では、英語を学習するというより英語に親しみ、イラストや写真など子どもたちが楽しめるような教材を用いて、日本語とは違った英語の発音やリズムになじんでいくような授業になります。

■外国語活動への対策
小学校3・4年生で行われる「英語に親しむ外国語学習」だけを考えると、それほど早急な対策は必要ありません。
小学校によっては今までにも総合的な学習の中で英語を取り入れた活動がありますし、外国語活動は教科ではありませんから、小学校3・4年生の段階では、対策をしていても、していなくてもそれほど差はないと考えて良いでしょう。
むしろ、今回の学習指導要領の改訂において、英語教育が大きく変化するのは小学校5年生以降、大学受験までの内容です。

【重要】大学入試までを見据えた英語学習の必要性

今回の英語教育の大きな変化は、学校教育の中で実際に英語を使う能力を身に付けさせることを目的としています。
このことは、英語を「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能に分けて評価すると定めたことからもよく分かります。
大学入試においてこの4技能を取り入れることを、2020年からとしていた改革は延期となったものの、今後の入試では必ず取り入れられることになります。

この4技能について、対策が必要なものは「聞く」「話す」です。
「読む」「書く」といった技能は、今までの入試でも問われていたものであり、小中高といった学習段階で身に付けることは十分に可能です。
しかし、英語の「聞く」「話す」といった技能は私たち日本人にとって簡単に身に付くものではありません。
特に、今回の学習指導要領の改訂で、実際に使える英語能力の取得という観点から、この「聞く」「話す」技能が重要視された意味は大きいものです。

実際に英語を使うためには自分の意思を英語で表現する必要があります。
その際、「聞く」「話す」能力は不可欠です。
しかし、今回学習指導要領が改訂されたことによって、今までの英語教育ではこの「聞く」「話す」技能を身に付けることが不十分であったことが浮き彫りになりました。
なぜ、今までの英語教育では英語を「聞く」「話す」技能が身に付かなかったのでしょうか?
それは、日本語と英語の発音の違いと、子どもの発達過程に原因があります。

そもそも、日本語の発音と英語の発音には、母音と子音において根本的な大きな違いがあります。
日本人の英語の発音がネイティブのようになりにくいのは、この発音の違いによるものです。
ですから、中学生まで英語の発音を身に付けることがなく、日本語の発音が定着してしまってから英語教育を受けた場合、「読む」「書く」技能は身に付いても「聞く」「話す」技能を身に付けるのは非常に困難なのです。
英語の「聞く」「話す」技能を身に付けるためには、日本語の発音が定着していない幼少期からの英語教育が大変重要なのです。

そのことも踏まえて、今回の学習指導要領の改訂では小学校3・4年生から外国語活動が取り入れられましたが、大学受験までを考えた「聞く」「話す」技能は、もっと早い段階で始めることが大切です。
単に子どもが英語を話せるようにという理由で幼少期から英会話教室に通わせるのではなく、大学受験という人生を左右する試験を見据えて、幼少期から英語学習を取り入れる必要が出てきたのです。

お子様の将来のために、様々な習い事をさせているご家庭は増えています。
幼少期しか伸ばせないからという理由で、体操スクールなどに通っているお子様も多くなってきました。
身体能力と同じように、英語を「話す」「聞く」技能を身に付けるには幼少期からの英語教育が大切だということを是非ご理解下さればと思います。

ウィルビー学童スクールのカリキュラムの中には「レプトン英語」があります。
これは、ネイティブの音声を聞いて自分で発音し、その発音した単語を繰り返し書いて覚え、覚えた単語が使われた英文を読んで、読んだ内容についての質問に英語で答える、というもので、これを繰り返すことによって、将来の大学入試で必要な4技能を総合的に学習できるようになっています。
大学受験までを見据え、早めに英語学習に取り組むことをお考えになってみてはいかがでしょうか。

東京都世田谷区で学童保育をお探しの方は、メール・お電話のどちらでも構いませんので、当スクールにお問い合わせください。
また、無料体験も随時実施しておりますので、講師一同お待ちしております。

※ウィルビー学童スクールは、「学習塾+学童保育」の新しいコンセプトの学童保育です!

関連記事