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授業中に保護者はどうしてる?

みなさま、こんにちは!

今日は、授業中にお子さんを連れてきた保護者がどうしているかという疑問に答えようと思います。

というのも、小さいお子さんをお連れのご家庭は、お子さんの授業中に保護者が見学するべきか、一緒に参加するべきか、それとも一旦家に帰るかで悩まれる方がいらっしゃいます。
(当スクールでは現在、学童説明会を行っているため、年長さんのお子さんがいるご家庭の保護者様に一番多くご来校いただいています。)

スクールから保護者に対して、どのようにしてほしいか決まり事があるわけではありません。

しかし、多くの場合、一回目の授業参加は保護者も共に授業参加。
二~三回目からは教室の中、もしくは外から見学。
四回目くらいから保護者は授業中には買い物等に行って、終了時刻にお迎えにくるのが多いパターンです。

あまり保護者様が授業中お子様にべったりつきすぎると、わからないところなどをすぐに聞いてしまい、自分の頭で考えなくなる心配があります。

では、望ましいお子様の子離れとは、どのようなものなのでしょうか・・・

ここで心理学の世界では有名な「ストレンジ・シチュエーション法」を簡略化して紹介します。

ストレンジ・シチュエーション法はエインスワースらによって、赤ちゃん(生後12ヶ月~18か月)からの愛着を調べた方法です。

具体的な手順は、以下のとおりです。

①ママが赤ちゃんを抱っこして、観察室に入室する
②ママは椅子に座り、赤ちゃんはおもちゃで遊ぶ(3分間)
③見知らぬ人(ストレンジャー)が入室する
④ママ、見知らぬ人、赤ちゃんが一緒に過ごす
⑤ママが退室する
⑥見知らぬ人と、赤ちゃんが一緒に過ごす(3分間)
⑦ママが部屋に戻り、見知らぬ人は退室する
⑧ママと赤ちゃんが一緒に過ごす(3分間)
⑨ママが退室し、赤ちゃんは一人で部屋に残される
⑩赤ちゃんは一人で遊ぶ(3分間)
⑪見知らぬ人が入室する
⑫見知らぬ人は、子どもに近づいて慰める(3分間)
⑬ママが部屋に戻り、見知らぬ人は退室する
⑭ママと赤ちゃんは一緒に過ごす(3分間)

これに対し、赤ちゃんには以下の4パターンの反応がありました。

①安定型→ママがいない間、不安を感じながらも見知らぬ人と安心して遊べ、ママが戻ると愛着を見せる。
②回避型→ママがいなくなっても変化がなく、ママが戻ると嫌がるそぶりを見せる。
③葛藤型→ママがいなくなることに恐怖や不安を覚え、ママが戻ると敵意や攻撃性を見せる。
④無秩序型→反応が何もなかったり、抑うつ的であったりする。

この研究では、安定型の子どもは成人になっても、安定して異性との関係や職場で人間関係を築くことができていることを報告しています。
アメリカではこの研究を進め、カウンセリング等での対応に応用をしています。
実は、日本の私立小学校受験でもこの理論を使い、面接を構造化しています。

もちろんこの研究をそのまま鵜呑みにする必要はありません。
(この研究に対する反論も諸説あります)

しかし、この研究から学ぶこともあります。
私たち大人は、保護者がいなくなっても、子どもが周囲の人と関係を構築できるように育てる必要があることを教えてくれるように思います。

みなさまはどのように感じますか?

ご意見、ご感想お待ちしております。

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